トリノランチ
トリノがあるピエモンテ州には、美味しい食材が数多くあります。
牛肉から野菜、小麦やポルチーニ・トリィフにワインまで!
ピエモンテ産の最高級の食材が、北イタリアの美食を支えている
と言っても過言ではないと思います。
例えば郷土料理
☆Vitello Tonnato ヴィテッロ・トンナート(薄切り肉のツナソースかけ)
☆Carne cruda カルネ・クルーダ ( 生肉のタタキ)
☆Bagna caoda バーニャ・カウダ (アンチョビ・ニンニク・オリーブオイルの煮
込んだソースに郷土野菜をつけて)
☆Plin プリン(ラビオリ。プリンとは、「つまむ」というピエモンテの方言)
☆Stinco スティンコ(すね肉。ワイン煮込みなど)
☆Capretto カプレット(子ヤギ)
☆Nocciole ノッチョーレ(ピエモンテでとれるヘーゼルナッツ)
・・・などなど・・・
そんな訳で、食いしん坊の期待値もかなり上がります↑↑
ポー川にかかるヴィットリオ・エマヌエーレ橋を渡って近くの
閑静な住宅街にある老舗レストラン「モンフェラート」は
「伝統的ピエモンテ料理を手軽な値段で食べさせてくれる」との情報をGet!
健脚自慢?の我々は知らない間に3時間で8Km超ほども歩き回って
足もかなりパンパンになってきたところで待望のランチ〜!
まず、トリノ発祥の「グリッシーニ」は、細くて固めのもので
くせが無く美味しい。ぽりぽりと2本はかじっちゃった。
形も端が編み針のようになっててかわいい。
そして、アンティパスタの「トンネット」
ロースト子牛薄肉にツナマヨソースがかかっている料理で前菜の割にどっしりきます。
つづいて・・プリン=「ラビオリ」
調理したフライパンを持って来て、できたてを素早くサービスしてくれます。
端をつまんだ形の「プリン」の中身はひき肉で
もちもちっとした食感に中までいい具合にゆがけてる〜
サルビア(セージ)とバターが効いたソースにお好みでパルミジャーノをかけてくれます。
ピエモンテ自慢のイタリアワインの王様「BAROLOバローロ」を
とりあえず頼んだらこちらの方が良いとのことで
弟分「BARBARESCOバルバレスコ」を出してくれました。
確かに、料理にも合って香り・色(ルビー)がよく美味しい!!
この地点でかなり満足〜ですが、今回のお目当てはこちら!
「カルネ・クルーダ」大好物の生肉。ピエモンテ牛を包丁で丁寧にたたいて
オリーブオイルと塩胡椒だけで味付けした逸品。
白い毛のピエモンテ牛はコレステロールが少ない肉質なのでさっぱりとしていて
フレッシュなオリーブオイルとフワッとした生肉の味が口に広がります。
ん〜〜Ottimo!(オッティモ!)=最高に美味しすぎて・・・。(顔がにやけます)
しかもこのボリュームでなんと12ユーロ!安!
因に、写真奥でサービスしている料理はこのシンプルな生肉ミンチに
マヨネーズやタバス、マスタード、コリキュール酒などで
さらに味付してる生肉タルタル。これも次回?は是非食べたい〜!
【Ristorante Monferrato】Via Monferrato 6 TO
それにしても、老人が多いレストランだったなぁ・・・。