MILANO×LaLuna

2013ミラノ滞在記 ミラノブラブラ街歩き

トリノランチ

トリノがあるピエモンテ州には、美味しい食材が数多くあります。

牛肉から野菜、小麦やポルチーニ・トリィフにワインまで!

ピエモンテ産の最高級の食材が、北イタリアの美食を支えている

と言っても過言ではないと思います。

例えば郷土料理

Vitello Tonnato ヴィテッロ・トンナート(薄切り肉のツナソースかけ)

Carne cruda カルネ・クルーダ  ( 生肉のタタキ)

Bagna caoda バーニャ・カウダ (アンチョビ・ニンニク・オリーブオイルの煮

                                                                      込んだソースに郷土野菜をつけて)

Plin プリン(ラビオリ。プリンとは、「つまむ」というピエモンテの方言)

Stinco スティンコ(すね肉。ワイン煮込みなど)

Capretto カプレット(子ヤギ)

Nocciole ノッチョーレ(ピエモンテでとれるヘーゼルナッツ)

・・・などなど・・・

そんな訳で、食いしん坊の期待値もかなり上がります↑↑

ポー川にかかるヴィットリオ・エマヌエーレ橋を渡って近くの

閑静な住宅街にある老舗レストラン「モンフェラート」

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「伝統的ピエモンテ料理を手軽な値段で食べさせてくれる」との情報をGet!

健脚自慢?の我々は知らない間に3時間で8Km超ほども歩き回って

足もかなりパンパンになってきたところで待望のランチ〜!

 

まず、トリノ発祥の「グリッシーニ」は、細くて固めのもので

くせが無く美味しい。ぽりぽりと2本はかじっちゃった。

形も端が編み針のようになっててかわいい。

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そして、アンティパスタの「トンネット」

ロースト子牛薄肉にツナマヨソースがかかっている料理で前菜の割にどっしりきます。

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つづいて・・プリン=「ラビオリ」

調理したフライパンを持って来て、できたてを素早くサービスしてくれます。

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端をつまんだ形の「プリン」の中身はひき肉で

もちもちっとした食感に中までいい具合にゆがけてる〜

サルビア(セージ)とバターが効いたソースにお好みでパルミジャーノをかけてくれます。

ピエモンテ自慢のイタリアワインの王様「BAROLOバローロ

とりあえず頼んだらこちらの方が良いとのことで

弟分「BARBARESCOバルバレスコ」を出してくれました。

確かに、料理にも合って香り・色(ルビー)がよく美味しい!!

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この地点でかなり満足〜ですが、今回のお目当てはこちら!

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「カルネ・クルーダ」大好物の生肉。ピエモンテ牛を包丁で丁寧にたたいて

オリーブオイルと塩胡椒だけで味付けした逸品。

白い毛のピエモンテ牛はコレステロールが少ない肉質なのでさっぱりとしていて

フレッシュなオリーブオイルとフワッとした生肉の味が口に広がります。

ん〜〜Ottimo!(オッティモ!)=最高に美味しすぎて・・・。(顔がにやけます)

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 しかもこのボリュームでなんと12ユーロ!安!

因に、写真奥でサービスしている料理はこのシンプルな生肉ミンチに

マヨネーズやタバス、マスタード、コリキュール酒などで

さらに味付してる生肉タルタル。これも次回?は是非食べたい〜!

【Ristorante Monferrato】Via Monferrato 6 TO

それにしても、老人が多いレストランだったなぁ・・・。