Sig.ジョバンニ
昨日6月2日「イタリア 共和国記念日」に、シニョール・ジョバンニがディナーに呼んでくれました。義兄の演出で主役をした事もある、プーリア出身の役者さんです。
先日のマリーナのランチでご一緒した際に、料理の話でも盛り上がり・・・
今回は「プーリア郷土料理とワイン」をご馳走していただけるとの事!
とっても楽しみです。
ミラノの中心からマリーナの運転で、20分程度のミラノ市郊外のお家です。
お天気もよく、雪をかぶったアルプスの山々が見える景色の良いバルコニーでの
テーブルセッティングが、きれいに用意されていました。
野菜や豆中心のプーリア郷土料理。
プリモは、「ブルスケッタ」や「サラミ」、フェンネル・セロリ・人参・紫玉ねぎなど生野菜をオリーブオイルにつけ頂く「野菜スティック」。
「ドライトマトのオイル漬」や「オリーブ」「アンチョビ酢漬け」などプーリア特産の美味しいタパスの数々にワインが進みます。
そして、何と言ってもメインの
プーリア州の代表的な郷土料理「ファーベ(そら豆)とチコリエ」
乾燥そら豆を戻してにジャガイモ、玉ねぎを加えて煮込み
トロトロのピューレにしたもので
お豆の程よい甘みが少々ほろ苦いお野菜(チコリエやピーマン)に見事にマッチ。
オリーブオイルをた〜っぷりかけていただきます。
ジョバンニは、10人分をじっくりコトコト3時間かけて作ってくれました。
愛情たっぷりの一皿です。
バターや生クリームのような、濃くのある超フレッシュチーズ「ブッラーター」に
洋梨のような形が特徴の「スカモルツァ ビアンキ」などなど続きます。
サレント地方の赤ワインは、スモーキーで落ち着いた味わいで
果実味もスパイシーさもバランスが程よくてお気に入りです。
ドルチェは、友人エレナの力作「ベリーチーズタルト」
かなりのドデカサイズでしたがペロリといただきました。
宴も酣のころ『ド〜〜〜ン!!』と音がして、「えっ?」「何??」と
咄嗟に見上げると・・・・
イタリアの共和国を記念した花火が、夕闇迫る夜空にに上がっていました。
今回のお呼ばれも、またまた大満足です〜。